英トップ獣医師が警鐘 – ペットフードに入っている化学物質がペットの問題行動の原因に

添加物と化学物質を大量に含む有名ブランドのペットフードを与えることにより、多くの動物愛好家が、知らず知らずのうちに、自分たちのペットの健康を脅かしていることがある。
英テレビ番組で有名な獣医のジョー・イングリス博士が率いるCampaign for Real Pet Food (真のペットフードキャンペーン) は、食品添加物に関連して起こる子供の行動障害が増えているが、このことは家庭のペットの問題でもあると警告する。


食物アレルギーと食品過敏症が多動性障害などの問題行動の原因として挙げられるが、それはペット疾患の原因でもある、とイングリス博士は警告する。臨床動物行動心理学者のインガ・マックケラーや犬の行動心理学者のキャロリン・メンティスなどの専門家もイングリス博士の見解を支持している。
ペットフードメーカーは、「食肉と動物由来食材」「EC承認添加物」などの概略的な語句を原材料リストに用いて、ペットオーナーに実際の具体的な内容を隠している。どんな種類の食肉や魚が使われているかを正確に知ることは非常に重要である。食肉が「新鮮」で、いかなる種類であっても副産物ではないことが極めて重要なのだ。
イングリス博士は「大ブランドの中には、自社製品にそのような表示をして大衆を欺いているものもあります。ペットオーナーは、十分な情報を得たうえで選択することができません。ペットの健康より利益が優先され、人工添加物が害を及ぼす事例証拠がたくさんあるのにもかかわらず、ペットフードに用いるのは無責任です」と述べる。
「EC (欧州共同体) 承認添加物」という用語は、およそ4,000種類の化学物質をカバーしている。E102 (タルトラジン) やE110 (サンセットイエロー) などの人工着色料は、子供の多動性障害を引き起こすことが明らかになっている。また、ブルー2などの着色料は、BHA、BHT、エトキシキンなどの酸化防止剤と同様に腫瘍を引き起こす可能性があることが分かっている。
イングリス博士は「獣医としての12年間にのぼる経験で、質が悪い食事が原因となって起こった問題事例が大幅に増加したのを見てきました。例えば、食物アレルギーや食品過敏症、行動障害で、それらは食品に含まれる人工添加物と関係があります」と続けた。
2頭の犬を含む23匹のペットを飼っている、英国のビジネスウーマンで有名起業家のデボラ・ミードンは次のように述べる。「『人はその人が食べた物でできている』ことが力説されているなか、そろそろ自分がペットに何を食べさせているかを具体的に知ってもいいでしょう」
グレインフリー・ナチュラル・ドッグフードの食事と、サーモンとサツマイモの手作りの食事を自分の犬達に与えている英デザイナー、ブルース・オールドフィールドは、「自分自身の身体に摂取するものには非常に気を使っています。ですから、ペットフード業界に不透明な行いをさせておくのは言語道断だと思います」と述べた。また「手作りの食事だけでは、犬達が必要としているすべての栄養素を継続的に与えることは難しい。それで、信頼している会社のグレインフリー・オールナチュラル・ドッグフードを主な食事として与えています」とも言っている。
オーナーのジレンマ

市販のペットフードのほとんどは、ある獣医が私の友人に述べたように「ペットの猫に、1日3食マクドナルドを食べさせるよう」なものだ。猫は真性肉食動物で、新鮮な肉を犬よりも必要としているのに、である。

では、どうしたらよいのだろうか? 時には、手作りの食事を作ってあげてペットにご馳走するのも良いだろうが、主には、信頼できる会社のグレインフリー・ナチュラル・ペットフードを与えるのがやはり良いのであろう。そして、有害な化学物質が含まれていないかチェックしよう!

(デイリー・テレグラフ新聞) / 英ロンドン

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