飼い犬の足について知っておくべき3つのこと

飼い犬の足について知っておくべき3つのこと

飼い犬の足について知っておくべき3つのこと

犬の足裏では、飼い主の知らぬ間に様々な問題が起きている場合があります。それは、犬の足はとても魅力的な部分であるにも関わらず、容易に見過ごされがちな部分でもあるからなのです。

犬の足がどのように機能しているか、最善のお手入れ方法はなんなのかを理解することは、飼い犬の全体的な健康には不可欠なものです。適切な足のケアは、怪我を防いだり、より健康的な関節の維持にも繋がり、思いもよらない痛みから愛犬を守ることが出来るでしょう。

以下は、犬の足について知っておくべき3つの重要事項です。


#1. 犬は人間よりも爪の手入れが必要

足を適切にケアすることは、犬の健康に不可欠です。放っておくと、爪は割れるかもしれませんし、肉球はすり減ります。また、犬の爪の間の皮膚は、傷ついたり感染もしやすい非常にデリケートな場所です。繰り返し行うお手入れの1つで、難しいものとしては犬の爪切りの管理があります。

中には、コンクリートの歩道を頻繁に歩いて爪が自然にすり減っている犬もいますが、飼い犬が主に屋外で運動をする場合は、爪は週に1回は切る必要があるでしょう。犬の爪は人間の爪と同じくらいの速度で伸び、十分な頻度で切らないと割れてしまう危険性が高まり、加えてその他にも様々な問題が発生する可能性があります。

爪が長いと、犬は痛みを感じる可能性があります。爪が硬い木の床やコンクリートの地面に繰り返し当たると、犬の爪床に跳ね返る力が加わり、これは痛みを生じさせるだけでなく、犬のつま先の関節にとってもよくありません。爪を切らないままにしておくと、犬の体重のかかり方のバランスが崩れ、より怪我もしやすくなります。長期間爪を伸ばし続けると、最悪な場合には巻き爪になり、犬にはひどい痛みが伴います。

飼い主にとっての心配事は、「痛みを感じるところ」まで切ってしまうのではないかという恐れですが、痛みを感じるところは、爪の下のつま先の柔らかい部分で、ここを切ると出血し、止血するのは難しくなるので注意が必要です。これは起こり得ることですが、もし自分自身で犬の爪を切る自信がなければ、費用も追加でかかってしまいます。

問題を深刻化させるのは、費用と時間がかかることで、適切な頻度で犬の爪を切らなくなってしまう可能性です。従って、とにかく思い切って適切な爪の切り方を学ぶ方が、犬にとってもはるかに良いことですし、より経済的です。

#2. アレルギーや感染症には常に目を光らせる

屋外を走り回るのが好きで、石の上でも土の上でも遊ぶ活発な犬を飼っている場合は、アレルギーや感染症に注意しましょう。泥の中に含まれる季節性の花粉や真菌であれ、石の破片であれ、犬が屋外で長い時間を過ごせば過ごすほど、足に問題が発生する可能性は高くなります。

犬が絶えず自分の足を噛んだり舐めたりしている場合は、異常に赤くなっていないか、あるいは腫れがないか、確認をしてください。獣医なら問題の原因を突き止め、治療の選択肢を提示できるはずです。炎症の原因は、バクテリアや真菌への感染から、屋外の季節性アレルギー、犬の食べ物によるアレルギーまで、幅広く考えられます。

#3. 犬の足をマッサージして潤いを与える

人間の手が汗をかくのと同じように、犬の足も汗に濡れます。犬の足の肉球の底の部分は、体温を下げるため、ストレスを感じた時、肉球が乾いた時などを含め、様々な理由で汗を分泌します。ここであなたの出番です。

犬の足が乾いた状態になっている場合は、肉球に痛いひび割れが生じるのを避けるために、潤いを与えるのを手伝ってあげましょう。熱いものや冷たいものから足を保護する為に、クリームを使って犬の足に潤いを与えることも出来ます。

クリームを使う場合は、ついでに本腰を入れて犬の足のマッサージもしてみましょう。わざわざ触れてあげることは、リラックスして安心感を得るのに役立つだけでなく、リンパ系が動き始めることにより、身体が癒されるのを促し、血液の流れと循環を高めることにもなります。保湿クリームとリラクゼーション・マッサージを組み合わせれば、飼い犬は間違いなく幸せになることでしょう。

4 years ago
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